30歳の時、自分の好きなように生きる!と、決めたことが今振り返れば、大きな転換期でした。
地元で、安定した生活を目指してみたら・・
27歳の時にふと、このまま関東にいても先が見えないし、地元に帰って地に足をつけた生活をすべきなのかもしれないと思い、潔くUターンを決めた私。
でも、何か自分の仕事を持ちたいと思いつつも、その何かが分からずに、結局アルバイトや派遣社員として働くことに。実家にいても派遣社員の給料では、全然お金が貯まらず、いつもお金の不安と、好きな旅や、やりたいことができないという我慢で、おもしろくない日々を過ごしていました。
また、地元にいると、「正社員」や「結婚」という選択肢がベストだという考えが強いし、いつしか私自身も地元に居たらその選択肢が幸せな人生を約束してくれるのかもしれないと考えるようになり、自分の道を模索することを諦めて、人生の安定を目指して、婚活や、正社員を目指しての転職活動をしていました。
そして、正社員登録のある派遣社員としての働き先が決まり、これで私の人生が安定する!と思い、その企業に入社して3日目、私は自分の過ちに気づくことに。
人生で1番おもしろくない仕事を見つけてしまった。
私が働き始めたのは、工場の分析作業の仕事。大手の企業だし、未経験でも正社員になれる。時給も地元ではかなりいい給料。条件はそれなりによかったです。
でも、薬品を扱ったり、危険とも隣り合わせ。作業は単調だけど、責任重大。
働き始めて3日目にして気づいた、自分の本当の気持ち・・
正社員になれても、人並みの給料がもらえても、人間関係に恵まれても、私にはここで一生をかけて働くことが考えられなかったし、むしろ今すぐでも逃げて帰りたいくらいだった。
私は、両親や世間から認められる生き方をしたいんじゃない!
もっと自由に生きたい!
自分を誇りに思える生き方がしたい!
そんな自分の心の声に気づいて、派遣会社に相談。後任の人が見つかるまでの3ヶ月間、自分の選択を後悔しながら、でもその仕事を最後まで責任を持ってやり切りました。
世間の型にハマることが幸せだと思ったのに、その型にハマることが辛かったし、型にハマってみたけど、私にとっては全然幸せじゃなかった。自分の心の声に蓋をして、自分以外の声に従うことはやめようと思いました。
自分の人生だから、誰に何を言われても気にする必要は全くないわけだし、自分がいいと思った方へ進み、挑戦していくことで、自分の人生を生きていけるなら、その方が断然楽しいと思う!
型にハマることがいい、悪いではなく、自分が本当は何を求めているのか、その本心に耳を傾けることは、自分らしい人生を歩む上でとても重要な、羅針盤になってくれます!