台北から半日トリップ、台湾の本格的なお茶を味わうべく、台北市街を見下ろせる山あいのお茶畑、猫空(マオコン)へ。
猫空へは文湖線の終点である動物園駅で降り、3分ほど歩いたところにある猫空ロープウェイに乗り換えて向かうことができます。
普段あまり乗る機会の少ないロープウェイに揺られ、30分ほどの空中散歩を楽しみながら、ロープウェイから見える山の景色や、どんどんなっていく台北市街の景色を満喫して、終点の猫空駅でロープウェイを降りた私たち。
少し早くホテルを出すぎたのか、10時頃には猫空についたのはよかったけど、どこのお店も開店準備中とのこと。ガイドブックに載っていた24時間営業の「山水客(シャンシュイコー)」という茶房を目指しました。
こちらのお店は猫空駅から徒歩15分と少し離れた場所にあり、猫空の茶畑を下に見下ろしながら散策することにして向かいました。道沿いには、レストランやカフェ、茶房が点々とお店を構えているのに、どこもまだオープン前のよう。
また道沿いには11月でもハイビスカスが美しく咲いていて、南国の雰囲気を感じつつ、しばらく歩いてやっと茶房を見つけました。
本格台湾茶を味わう。
山水客に着くと、まずは大きなワンちゃんが出迎えてくれて、すごく大人しくて人懐っこいワンちゃんに道中の疲れが癒されました。続いてお店のスタッフさんがテラス席へと案内してくれた景色が、台北市内が一望できる眺め!
遠くに台北市内を見ることができ、1時間足らずで市街から、こんなに山の上まで上ってきてしまったんだなぁと思わずにはいられない景色でした。
そして、こちらの茶房では、本格烏龍茶と、お茶の油を使った鶏のから揚げ料理がおすすめということで、お茶とから揚げをいただくことに。
烏龍茶はスタッフさんが、伝統的で美味しく飲める入れ方を見せてくれ、茶葉の香りを楽しんでから、舌でお茶を味わせてくれました。テラスからお茶畑と市街を見ながら、台湾の烏龍茶とから揚げを頬張りながら、猫空でのひとときを過ごした私たちでした。
次は九份を目指すべく猫空を後にし、帰りはロープウェイではなく、タクシーで動物園駅まで降りたのですが、10分足らずであっという間に駅へと到着。ロープウェイと、タクシーと、2度楽しめた猫空の旅でした♪